第79回 人文科学とコンピュータ研究会発表会
(主査:鈴木卓治,幹事:五島敏芳,永崎研宣,阪田真己子,後藤真)
会場情報
日時 2008年7月25日(金)
会場 神奈川県立金沢文庫(神奈川県横浜市)
京浜急行「金沢文庫」駅下車、徒歩12分
品川駅から金沢文庫駅 快速特急で33分
京急バス「柴町」行き「称名寺」下車、徒歩5分
JR根岸線新杉田駅接続 シーサイドライン「海の公園柴口」駅下車、徒歩10分
新杉田駅から海の公園柴口駅 19分
http://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/bunko/riyouannai.htm
懇親会
7月24日(木)18:00~を予定。
場所等の詳細は未定です。決定次第更新します。
第79回研究会は、特集セッション「アーカイブズ特集2」を開催します。
プログラム
セッション1
9:20-10:00 ○高田智和(国立国語研究所),田島孝治(東京農工大学),米田純子(国立国語研究所)
「文字生活研究における「景観文字」調査」
景観の中にあらわれる文字・表記を非文献資料としてとらえ、文字・
表記研究の素材として扱う場合の可能性と問題点について検討する。
また、景観文字を記録し、経年的推移を記述するためのツール開発
の現状について報告する。
10:00-10:40 ○馮暁暁(筑波大学大学院),松本浩一(筑波大学大学院),杉本重雄(筑波大学大学院)
「「護符の電子化構造分析―「道法会元」における護符を対象として」」
本研究では、道教の符に含まれる部品の位置データを作って、同じ
形の部品の符における位置を比較し、構成が類似する符の部品の分布
を分析して、構成ルールをまとめることを目的としてデータベースシ
ステムの試作を進めている。ここでは本研究における符とその部品の
ためのデータベースを中心に報告する。
10:40-11:20 ○守岡知彦(京都大学)
「MeCabを用いた古典中国語の形態素解析の試み」
漢文電子テキストの蓄積が進む中、自然言語処理技術の重要性は高まっ
て来ているが実装は少ない。本発表では、IPA 辞書をベースにした漢文
用の形態素辞書の作成を試みるとともに、本格的な漢文文法コーパス作
成のためのワークフローについて考察する。
11:20-12:00 ○當山日出夫(立命館大学グローバルCOE(DH-JAC))
「文字とアーカイブ - デジタル・アーカイブの視点からの問題提起 -」
近年、急速に「デジタル・アーカイブ」の用語が使用されるようになって
いる。情報工学や人文情報学、あるいは、アーカイブズ学、それぞれに立
場や見解がことなるのが実情である。本発表では、「文字」(コード・字
種・字体)の観点から、現在とこれからの問題点の整理をこころみる。
セッション2
特集セッション「アーカイブズとデジタル技術の未来を考える(2)」
13:00-13:40 ○五島敏芳(国文学研究資料館)
「デジタルアーカイブにおける永久保存」(仮)
アーカイブズ本来の基本概念を概観し,その基本概念のデジタル世界での
実現の可能性について議論する.その実現に〈いわゆる公文書〉をこえる
さまざまな資料の存在が,どのように影響をおよぼすか,に力点をおく.
13:40-14:20 ○鈴木卓治(国立歴史民俗博物館),五島敏芳(国文学研究資料館)
「パネル討論「アーカイブズとデジタル技術の未来を考える」(2)」
CH77(2008年1月)に引き続き実施する小特集「アーカイブズと
デジタル技術の未来を考える」の第2回として,五島氏の話題提供を受け
て,パネル討論を行う.今回は前回取り上げた公文書以外の範囲まで広げ
て,アーカイブズの基本理念の理解と,未来へどうつなげていくかの方向
性を見出すことを目標としたい.
セッション3
14:30-15:10 ○平松晃一
「地名辞典を利用した資料目録における空間情報の記述 -“空間アーカイブズ”の構築を目指して」
“ここで(ここに)何があったか”がわかるアーカイブズの構築を目指
し、再開発地域で収集した資料での実践を通して、共有化可能なEAD準
拠の資料目録とJPGIS準拠の地名辞典とを結びつける方法を提案す
る。
15:10-15:50 ○馬場裕子(筑波大学大学院),永森光晴(筑波大学大学院),杉本重雄(筑波大学大学院)
「RDF/OWLを利用した歴史情報閲覧システムの構築」
本研究では、RDF/OWL を用いて歴史情報とそれらの関連性を記述するた
めのメタデータスキーマを設計し、歴史情報メタデータの試作を行った。
また、地図上で歴史情報を閲覧することのできるシステムを開発した。
15:50-16:30 ○後藤真(花園大学)
「文化遺産学における「デジタル」序説―保存・共有・活用と表現―」
本報告では、文化遺産とデジタルデータとのかかわりの、今後の課題につ
いて考察するものである。特に、保存・共有・活用と表現という、三つも
しくは四つのタームをキーに、現状を整理する。これは、今後の文化遺産
のデジタル化に関するいくつかの研究の試論であり、その序論として位置
づけるものである。
照会/申込先
後藤 真(花園大学)
E-mail: m-goto■hanazono.ac.jp(@を■に変更しています)
TEL. 075-811-5181(代表)
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