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2009.07.21

水損史料修復ワークショップ開催(東京)

 現在、たび重なる災害から歴史資料(史料)をどのように守るかが、喫緊の課題となっています。とりわけ、水害で泥のかぶった水損史料は、カビや泥による見た目の汚さと臭いによって、地震による被災史料以上に早くゴミとして廃棄されやすいことが知られています。
 しかし、史料が水損しても、真空凍結乾燥機(フリーズドライ)やペーパータオルなどの吸水紙により乾燥・修復が可能です。そこで、このたび、水害で被災した史料の応急処置の方法について学ぶワークショップを開催したいと存じます。同時に、このワークショップを通じて、史料保存の方法と意義を考える機会にしていただきたく存じます。
 ワークショップでは、1995年の阪神・淡路大震災を契機に結成された、歴史資料ネットワーク(史料ネット)の水損史料保全活動の概要を説明した後、和紙で作成したサンプル史料を実際に水損させ、吸水紙を史料の間に挟み込み吸水乾燥させる方法を実演します。その後、参加者のみなさんにこの方法を体験していただきます。このノウハウを一人でも多くのかたがたに知っていただき、地域の史料保全に役立てていただければ幸いです。歴史や史料に関心のあるかたならどなたでも参加できます。みなさんの積極的なご参加をお待ちしております。
 なお、実習をともないますので事前申し込み制とし、希望者多数の場合は申し訳ございませんが先着40人とさせていただきます。お申し込みは、歴史科学協議会事務局までメールか電話(下記参照)にてお願いします。

【日 時】
 2009年9月12日(土)(13:30開場)14:00~17:00

【会 場】
 早稲田大学早稲田キャンパス7号館319号教室(実習は321号教室に移動)

【講 師】
 松下 正和 氏 神戸大学大学院人文学研究科特命講師
 河野 未央 氏 神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター研究員

【内 容】
 1.歴史資料ネットワークの活動概要
 2.水損史料の応急処置実習

【参加費】
 無 料

【主 催】
 歴史資料ネットワーク/東京歴史科学研究会/歴史科学協議会

【参加受付】
 歴史科学協議会事務局
  メールアドレス rekihyo@mx10.ttcn.ne.jp
  電話 03(3949)3749

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